今年納めの「折り紙教室」《コスモスの里通信33》12/15■お知らせ

山々が新雪をいただくようになり、尾崎も間もなく雪が積もる季節を迎えます。
毎回、コスモスの里のメニューが始まる前には、利用者さんの脈拍・血圧・握力の測定をしているのですが、みなさん、安定した数値の方ばかりなので、自己管理の良さに感心しています。利用者さんに配布する個人別の令和4年度「測定記録表」には、“年をとったら、転ばない‼ 風邪をひかない!食い過ぎない‼これでフレイルの心配もなく、10年は長生きします。”と励ましの言葉が載っています。
さて、今年、最後となる第33回コスモスの里は、市内下切町からお越しの小野木俊恵さんの「折り紙教室」(前回の様子はこちら)でした。
先生曰く「今日は寒いですねえ。手がかじかんでいると思いますので、手指の運動から始めましょう」「両手を前に出して、これでもかこれでもかとグー・パーを繰り返してください」「はいっと言ったら、パッと変える」「これは2歳の子どもでも出来る」「はいっと言ったら、片方は胸に片方は前に突き出す」「これをやると子どもは前のこの頭を叩く」。(注:先生は以前保母さんでした)
いよいよ「折り紙教室」が始まりました。
先生曰く「今日は難しくはないけど大変です。頑張ってください」「色紙が6枚ありますから半分に折ってください」「折り紙には縦目と横目がありますから繊維が横に流れているところを見つけると折りやすいですよ」「なるほど」との声。「折り目をきちんとつけた方が後で楽ですよ」「年寄りになると指先の力がなくなるから、これでもかと指先に力を入れて折ってください」
利用者さんは早く完成品を見たいので、先へ先へと自分で進みたがります。いつもの先生のお叱りの言葉が飛び交います。「あかんてえ、あわてんでいいので、待っとってえ」「いらんことせんでいい、まず、言われたとこまで」「私はみなさんに見せるために、持ってやってるけど、たのむで机の上でやってよ」先生はあっちのテーブルこっちのテーブルと大忙しでした。
「頭を使ってもう1パーツ入れる」「素直に入る所を探して入れる」「入れるところを間違えんといて」「入れるところは2か所しかないでね」「入れるとこへ入れときゃあ四角くなるハズ」「あっ入ったあ、いいぞいいぞ」。
折りたたんだ6つのパーツを組み合わせていくと、あら不思議、正四面体(サイコロ)が出来上がりました。先生ありがとうございました。
委員長より利用者とボランティアの皆さんにお礼の挨拶で締めました。「今年も、余日わずかとなりました。みなさんもコロナに負けず、どうぞ良いお年をお迎えください。ありがとうございました」。
コスモスの里は、12/22、29、1/5がお休みです。新年は1/12(木)から開きます。
<参加者>外部講師1名、利用者9名、ボランティア10名の合計20名。
☆コスモスの里委員長の独り言
年の暮れを迎え、街を行き交う人々の足どりにも、あわただしさが感じられるようになりました。今朝も大寒波の襲来でとても寒い朝を迎えました。ゆえに今週も利用者さんのおいでが期待できないかなと思っていましたら、いつもの皆さんがちゃんと来てくれました。感謝です。

今年度のコスモスの里通信のバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
令和4年度コスモスの里通信

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