清々しく晴れた日に、久しぶりの「折り紙教室」で楽しい時間をすごしました。《コスモスの里通信 04》4/28(木)

昨夜来の雨も上がり、清々しい五月晴れの中、久しぶりに小野木先生をお迎えして「折り紙教室」で楽しい折り方を教えていただきました。
小野木先生曰く「私は、以前、尾崎保育園で子どもたちに折り紙を教えるのが得意でした。」「子どもは素直なので先生の言うことをよく聞いてくれます。それに引き換え、ご老人の施設を回っていると、とてもそんな人にはお目にかかれません」「人間、年を取ると人の言うことをきかんで困ります。」
それを聞いた利用者の生徒さん曰く「だいぶ子どもから遠ざかっているからなあ」
先生「最初に決めごとを言いますからよく聞いていてください」「①あわてない」「②みんなが出来るまで待つこと。勝手に先へ行かないこと」
これだけ、先生が言ったにもかかわらず、折り紙が進んでいくと「まだ、ひっくり返せとは言っていない」「こわいねえ」「怖いやろう耳だけはよく聞こえるんだわ」と、先生の大きな声が飛び交っていました。どうしても、若い生徒さんたちは折る手順を知っているだけに、先へ先へとやりたがるようです。
先生に叱られながら、1時間の授業が終了しました。それでも、先生のおかげで、頭と手指の訓練が十分に出来たものと総括しました。
最後にみんなで、スリッパ・机・イスを綺麗に拭いて解散しました。「元気を貰いました」「楽しかったです」と言いながら、利用者さんたちは帰路についたのでした。
本日の参加者は、利用者5名、協力者11名、合計16名でした。
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