今回はいつもよりボリュームたっぷりの「コスモスの里」の報告です。《コスモスの里通信 06》5/12

今回の参加者、利用者9名・ボランティア8名の合計17名の参加でした。会場を1階に変えて、参加費も貰わないようにしたら、少しづつ利用者の数が増えてきました。やっぱり利用者さんのご意見を一番に聞いておくべきでした。

爽やかだったゴールデンウイークの気候から、一転して今日から梅雨入りかのような蒸し暑い一日でした。天気の良かったゴールデンウイーク期間中に、キュウリ・茄子・トマトなどの夏野菜の植え付けを済ませていた皆さんにとっては、かえって恵みの雨になったのかもしれません。

さて、今日は、森進三さんが3年ぶりにコスモスの里へ来てくれました。森さん曰く「委員長さん、コスモスの里を再開しても客の入りが悪いそうですねえ。やっぱりお年寄りはコロナが怖いんじゃあないのかなあ。再開判断は、早まったかもしれませんねえ。」「私の方は、今月は3つも呼ばれていて、張り切っています。コスモスさんも呼んでいただければ、いつでも伺いますからね」。「よろしくお願いします」。

いよいよ、森進三歌謡ショーの開演です。
いつものように美空ひばりさんの「川の流れのように」から始まり、次は和田アキ子さんの「笑って許して」、岐阜には欠かせない美川憲一さんの「柳瀬ブルース」と進んでいきました。森さん曰く「いつも、同じ歌ばかりで、私の唄も聞き飽きましたかねえ」「でも、昨日のご飯も何を食べたか分からない方々ですから、3年前に私が何を歌ったかは覚えてみえないでしょうねえ」「歌の合間には、本当なら前の男性にキスのサービスをするんですけど、コロナですからやめときますわ」。
森さんと入れ替わりに、北村浩二さんの和太鼓の演奏が始まりました。「コロナの厄払いと、みなさんのご活躍を祈念しまして叩きま~す」。鼓膜が痛いほどの大きな音がしました。北村さん曰く「この太鼓の音を聞くときはお母さんを思い出してください」「むかし、お母さんのお腹の中の羊水にいた時のことを思い出す事でしょう」へえ~そうなんだあ。

再び森信三さんが戻ってきて「昭和の唄はいいですねえ」「みなさん御三家はご存知ですよね。水戸・尾張・紀州ではなくて、橋幸夫・舟木一夫・先日亡くなられた西郷輝彦さんですよ」。スターにしきのあきらの「空に太陽があるかぎり」「愛してる~」「本当に」「奥さんに愛してると言ったことありますか」「ないですかあ。たまには言ってやってください」。
三田明さんの美しい十代もいいですねえ。昭和の唄はいいです。最近の唄は、どこで始まって、どこで終わるのかわからんからねえ」。舟木一夫さんの高校三年生。みなさんの記憶は正しい。10年前を思い出して、さあ皆さんご一緒に「あ~あ~高校三年生、フォークダンスの手を取れば甘くにおうよ黒髪があ」最後は、お馴染みの森進一メドレーです。「花と蝶」「年上の人」「命枯れても」いい加減飽きたところで、みんな手拍子で「お富さん」を合唱してお開きとなりました。

「コスモスの里通信」のバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
▶資料室>コスモスの里通信

Follow me!