「フレイルは予防できます」フレイルチェック講習会 ■お知らせ
11月9日(土)午後、昨年度に続いてフレイルチェック講習会を尾崎中央ふれあい会館で開きました。この講習会は今回が4回目です。
講習会の前半は、専門家による講義と実技や自己点検でした。最初にフレイル(加齢により心身が老い衰えた状態)の基礎知識についてお話を聞き、健康状態の自己診断をしました。次に、フレイルは元の健常な状態に戻れる可能性があるので、しっかり栄養を摂って筋力(70~80歳台には筋力が20歳代の半分になるとか)を維持することが高齢者にとっては大切であること、栄養を取るためにはお口の健康が必要であることなどのお話しがありました。さらに反復唾液飲み込みテストと唾液腺マッサージの実技指導を受けました。
後半は体のチェックで、硬くなりやすい筋肉などをほぐすストレッチをした後、片足立ち、タンデム(つま先と踵を揃えた状態で立つ)、握力、パ・タ・カの繰返し発声に各自がチャレンジして点数を付けました。
全部のチェックを終わってから隣の参加者とお喋りしながら総合グラフを作りました。「片足立ちでふらついた~」「タンデムなんか簡単だったよ」「思ったより握力が落ちてショックだ」「ツバを飲み込むのって、いざとなると難しいね~」などの声がありました。
講師から「年に1回はこのようなチェックを受けて、ご自分の状態を確認してください。フレイルは予防することが出来ます」とのまとめがありました。
今回の受講者は34人で、約半数が複数回の受講でした。講師は市高齢福祉課などの6人で、他にフレイル予防サポーター3人、尾崎社協のスタッフは6人でした。





