今年もフレイルチェック講習会を行いました ■お知らせ

11月7日(火)午後、尾崎中央ふれあい会館で啓発事業「フレイルチェック講習会」を行いました。▶昨年の様子 ▶一昨年の様子
この講習会は市高齢福祉課などの支援をいただきました。
「フレイル」とは、高齢になるにつれてさまざまな心身の機能が衰えた状態のことです。フレイルを予防して要介護状態になるのを遅らせ、健康寿命を保つことができます。
講習会の前半は講義で、フレイルの基礎知識、栄養や口腔の健康などについてを研修しました。
後半は身体状況のチェックで、最初に唾液の反復飲み込み、聴覚チェックを一斉に行いました。この日は秋とは思えないほどの暑さで冷房をかけていたのですが、聴覚チェックではエアコンを切ってタブレットから聞こえて来る「に」「よ」などの1音をチェックシートに記録しました。
次に幾つかのグループに分かれて、片足立ち(椅子に座った状態から片足で立ちあがる)、タンデム(つま先とかかとを揃えた状態で20秒間立っている)、握力、パタカチェック(パ・タ・カを繰り返し発声する)を行いました。フレイルチェックサポーターの方に助けてもらいながら測定して、チェックシートに記録して得点を記入しました。
まとめの指導では、各自でチェックの得点数をグラフ化して自分の弱点を視覚化し、配布されたパンフレットを参考にして生活の改善目標をたてました。また「毎年フレイルチェックを受講して身体状況をチェックしてくださいね」とのアドバイスがありました。
受講した男性からは「病気をしてから飲み込みがうまくゆかないし、発音がひっかかることがある。やっぱり今日のチェックでも点数が低かった。これ以上悪くならないように努力したいねぇ~」との声がありました。

この講習会は、フレイルチェックを体験してもらい、受講者がそれぞれの町内で「フレイルチェック講習会」を開催する推進役になってもらうことも目的にしています。このため一般公募の受講者とともに、自治会長、民生児童委員、近隣ケアグループの各代表の皆さんにも参加していただきました。各自治会で「フレイルチェック講習会」を「福祉交流会」として開いていただければ、尾崎社協からの助成(5000円)を受けられます。▶尾崎社協の助成
この会の参加者は、受講者33人、講師6人(市高齢福祉課、地域包括支援センター)、サポーター3人、スタッフなど6人、計48人でした。

Follow me!