みんなで大笑い《コスモスの里通信2》4/13 ■お知らせ

<参加者> 外部講師2名・利用者7名・ボランティア8名の合計17名

いよいよ、春本番ですね。桜の花は散ってしまいましたが、後を追うように、花水木・ツツジと沢山の花々が競い合う季節がやってきて、毎日、気持ちよく過ごしています。

今日は、「コスモスの里」発足当時から出てもらっている経大亭勝笑一座の出番です。
まず、瀬川瑛子こと白木久美さんのコミック手品からです。第一声は「マスク」をとるのが怖いですねえ。女性は化粧が省略できるので、なかなか外せません。」男性の声「男も、ひげをそり忘れても隠せますので、外せません」。「年を取ると思い込みが激しく、失敗ばかりです。先日もお通夜の案内メールが来て18時としてあったのに8日と思い込んでしまって失敗したり、大事なものをどこにしまったのかを忘れてしまい、未だに出てこなかったり」「また、みなさん、よく転ぶようになったでしょう。これを老いる(オイル)ショックといいます。」「働いて働いてこうなりました。老婆は(ローマは)一日にしてならず。」「うちのお父さん、トイレに行って戸を開けたら、すでに終わっていた。これを執行猶予といいます。」
ここからが一番心にしみたアドバイスでした。「介護は、笑いを入れてやるといいですよ」「そのためには自分の心に余裕を持つことです」。続いて、椅子に腰かけたままでもできる、リハビリ体操を教えてもらいました。「荒城の月」「春の小川」「長良川演歌」の名曲を口ずさみながら、白木さんにつけてもらった「ふり」で手足を動かしました。3曲が終わったところで、「ストレッチをすると背筋が伸びて気持ちいいでしょう」「体が柔らかくなり後ろで手が組めるようになります。」「気持ちが楽になり、姿勢がよくなり、目がバッチリしてきたところで、手品を見てもらいましょう。」迷演技が始まりました。
後半は、勝笑さんの登場です。「白木さんは、うちの一座では一番の古株です。手品も上手でしょう。手品を見て怒る人は誰もいません。」
今日の勝笑さんのつかみ、「今朝はみなさん大変でしたねえ。黄砂は降るは、ミサイルは降るはで。」「今日は4月13日。早くないですかあ。もうすぐゴールデンウイークですよ。ついこないだ日露戦争が終わったと思ったのにねえ。」「ゴールデンウイークは海外旅行ですか。行き先はヨーロッパですか、それとも、広っぱ・原っぱ・スリッパ?」飛行機に乗ったことのない友達にアドバイス「ルールとして靴は脱ぐんだよ。気分が悪くなったら窓を開けましょう。」都会で一人住まいの息子の部屋に彼女が遊びに来ていたら、突然田舎の両親が訪ねてきました。びっくりした息子はとっさに「彼女は僕の妹です」と言ったとさ。

今日の本題は「誰やのじじい」
おじいさんが玄関先のげた箱の上で九官鳥を飼っていました。おじいさんは人が訪ねてくるといつも「誰や・誰や」と言っていました。ある時おじいさんが留守の時に酒屋が来ました「こんにちわ酒屋です」すかさず九官鳥が「誰や」といいます。「酒屋です」「誰や」を30分やっていました。しまいに酒屋が倒れてしまいます。帰ってきたおじいさんが倒れていた酒屋を見て「誰や」というとすかさず九官鳥が「酒屋です」といったとさ。

シャンシャン。お後がよろしいようで。あと、3回来ますので、みなさん楽しみに待っていてください。それでは、さようなら。

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