「人生会議」の手ほどき《コスモスの里通信42》3/9 ■お知らせ

長かった冬も終わり、ようやく心待ちにしていた春がやってきました。朝、庭に出てみると春風に乗って、どこからともなく沈丁花の香りが運ばれてくる季節となりました。
今回は各務原市役所高齢福祉課、各務原市在宅医療・介護連携支援ステーション、東海中央病院、地域包括支援センター飛鳥美谷苑から、介護福祉士・ケアーマネージャーなど7名もの方がおいでになり、わたしたちコスモスの里の参加者に「人生会議」の仕方の手ほどきをしていただきました。
4つのグループに分かれて講師の方のリードで、私たちの今までの人生をそれぞれに振り返り、そして、これからの望む暮らし方について話し合いをしました。とても良い勉強になりました。一番心に残ったのは、参加者自身の「人生アルバム・あなたに伝える私の想い」への記入内容の指導でした。

人生アルバムは『人生は選択の連続です、これまでのあなたの人生を振り返ってみてください。』からスタートしました。
①わたしの生い立ち=生まれ育った時の暮らし、小さい頃の記憶で覚えていること等を書き込む。(◎は利用者さんの声)
◎私が生まれたのは中国でした。父親が引き揚げ船に乗せてくれたのを覚えています。
◎学生時代にやっていたことは、中学生の時、野球部のキャプテンでキャッチャーをしていました。
②大人になってからやっていたこと、これまでの体験で心に残る嬉しかったこと、楽しかったこと、心に残る辛かったこと、悲しかったこと、若い頃の思い出等々を書き込む。
③今のわたし=好きなこと、好きな食べ物、好きな言葉、性格、1週間の過ごし方など今の暮らし、かかりつけ医、緊急時の連絡先等を書き込む。
◎グラウンドゴルフ、輪投げ、カラオケ、コスモスの里と毎日忙しいです。
◎コスモスの里は皆勤賞です。
◎病院以外はコスモスに来ています。
④これからのわたし=今後希望する暮らし方、これからやってみたいこと、今後のことで心配していること、伝えておきたいことを書き込む。
☆コスモスの里委員長の独り言
私は④の欄に、「妻へ、今まで私と一緒に歩んでくれてありがとう。これからも一緒に温泉巡りをして、思い出を作りましょう」と書きました。
最後に、尾崎社協のホームページからエンディングノートがダウンロード出来るのと同じように、市役所のホームページから「人生アルバム・あなたに伝える私の想い」がダウンロードできますので、パソコンができる方は是非使ってみてくださいとの紹介があり、挑戦してみようと思いました。
<参加者>外部講師7名、利用者8名、ボランティア7名の合計22名。

今年度のコスモスの里通信のバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
令和4年度コスモスの里通信

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