リズムにのって健康体操<コスモスの里通信44>■お知らせ
<参加者> 外部講師1名、利用者14名、ボランティア11名、の合計26名
春色(しゅんしょく・はるいろ)の候=春らしい景色になったという意味。
春風にのって、ほのかに花の香りが漂いはじめ、かぐわしい沈丁花の香りが春の訪れを告げるころとなりました。
さて、今年度、最後のコスモスの里は、足立利津子先生に来ていただいて、軽快に体を動かす「リズムにのって健康体操」で、締めました。冒頭の先生のあいさつから「みなさん、椅子に座っていますが、全身を使う体操なので、できれば、立てる人は立ってください」。驚くことに、全員が立ちあがりました。今日は、みなさんやる気だなあ、先生が怖いのかなあ、と思いつつ、感心もしました。やっぱり、椅子に腰かけたまま、体を動かすのは、先生に対しても失礼ですよね。先生曰く「コスモスの里のみなさんは、いつも真剣に取り組んでいただけるので、指導のしがいがあります」。まず、手始めに、30秒間、手の脈を測りました。数えた数を2倍にした時の脈拍数が、120を超えていますと要注意とのこと。60~90が安全な値と言われています。準備が整いますと、先生の大きな声が会場に響きます。「おへそを見るつもりで」「力を抜いて、膝を軽く曲げて、下まで来たら大きく深呼吸」「胸とおなかを伸ばします」「左足を前に出して、かかとを上げる」「足を代えます」「ゆっくり戻します」などなど、(さくらさくら)(野バラ)(おぼろ月夜)(春が来た)(みかんの花咲く丘)(瀬戸の花嫁)の曲に乗って、リズムよく体を動かしました。途中で利用者さん「歌いながらだと、よう体が動くわ」。「口はよく動いていますが、体が?」すかさず、先生「あともう1曲(手のひらを太陽に)大丈夫ですか?」「僕らはみんな生きていますが、立つ元気が?」それでは、ストレッチをして本日は、お・し・ま・い。利用者さん「ヤレヤレ」。
