フレイル予防で健康長寿《コスモスの里通信16》7/27 ■お知らせ

<参加者> 外部講師7名、利用者8名、ボランティア15名、合計30名。

梅雨が明け、夏空がまぶしく輝き、青空に切り立つ入道雲が見られるころとなりました。子供たちの夏休みも始まり、日中も家の中が賑やかなお宅もあることでしょう。厳しい暑さが続きますので、水分補給をしっかりして、お互い体調には気を付けたいものです。

今日のコスモスの里は、各務原市役所高齢福祉課から7名の理学療法士・看護師・保健師等の専門の方々にお越しいただいて、各務原市フレイルチェック(からだ測定)を、細かい説明を受けながら受講しました。
内容はと言いますと、①身体的フレイル(運動)のチェックで、Q1座位からの片足立ち上がり、Q2タンデム立位保持、Q3握力測定、➁身体的フレイル(口腔)チェックで、Q4反復唾液飲みテスト、Q5パ・タ・カの発声、③認知フレイルチェックでは、Q6臭覚チエックシート、④栄養フレイルチエックでは、Q7栄養フレイルチェックシート、⑤社会的フレイルチェックでは、Q8社交性確認テストを行いました。
運動も大切ですが、それよりも、社会活動に参加する、たとえば、毎週「コスモスの里」に来てみなさんとおしゃべりをする。喫茶店でモーニングを楽しみながら、仲間と談笑する。といったように、外へ出て、人に会って、お話をする。これが、フレイルにならない一番の対策です。と教わりました。
後半に総評がありまして、すべての項目が5点満点の人は、これまで通りの生活を続けてください。一部に問題となる個所が見つかった人は、それを改善するんだという強い意志と、目標をもって取り組んでください。また、歩くことは、元気の源です。毎日の運動習慣で「心」も「体」も健康に!かかみがはらフレイル予防ウォーキングぜひ参加してください。

最後に利用者さんからの質問がありました。「最近、握力がなくなりました。握力の鍛え方には何かありますか」講師の先生曰く「私はいつも雑巾絞りで鍛えています」。利用者さん「テーブルをはさんで食事をとる、とのことですが1つのテーブルでしかだめですか」講師の先生「そんなことありません。楽しくお話ができればいいんです」。

内容が豊富だったので、フレイル予防講座は1時間30分を要してしまいました。しかし、それだけの価値はあったものと判断します。市役所の先生方も、仕事とはいえ一生懸命私たちに指導してくださる姿勢には、感謝しかありません。

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