介護予防・自立促進「ADL体操」《コスモスの里通信10》6/8 ■お知らせ

<参加者> 外部講師1名・利用者9名・ボランティア8名の合計18名

梅雨とは言え、あちらこちらにある、雨粒をのせたあじさいがとても美しいこの頃です。昨日の中日新聞に、どこかで見かけたような見事な紫陽花の道が載っていました。よく記事を読んでみると、やっぱり、我がまち尾崎南町の「あじさいロード」の紹介記事でした。このあじさいロードを長年手掛けてきた南町の有志の方々が、満足そうに見上げて「あそこは私が植えたんだよ」と指さし言っていそうな写真でした。来週あたりが見ごろだそうですので、多くの人が訪れてくれるのを期待しましょう。

さて、今日の「コスモスの里」は、岐阜県ADL体操協会の小原信子先生の出演で、高齢者の介護予防、自立の支援・促進に役立つ「ADL体操」でした。

インターネット情報から
◎【A】アクティビティ   Activities (活動・活気)
◎【D】デイリー      Daily   (毎日の・日々の・通常の)
◎【L】リビング      Lvig   (居心地のいい居間)

頭文字をとってADL=日常生活動作のことをいいます。
ADL体操は、脳・こころ・からだの機能低下を少しでも遅らせたり、回復させたりすることによって、生きがいのある豊かな生活の維持向上を可能にする体操です。
それでは、具体的に体操の内容を一部紹介してみましょう。
①起きる前にグー・パーを繰り返してください。血液の循環がよくなります。
②先生「みなさんいつも声を出していますか」利用者さん「親子げんかでいつも大きな声を出していますよ」。
③椅子に座ったままで、つま先の上げ下げ、かかとの上げ下げ、両手を前に出してグー、パーを繰り返す。テレビを見ながらできます。コマーシャルの時間を利用してやってください。
④歯磨きをしている時などに足の裏を床にトントン打ち付けます、骨密度の維持に役立ちます。
⑤股関節の体操、両膝を開いたり閉じたり、ウエスト捻り。利用者さん「先生腰が痛いんですけど」先生「無理をしないように、やりすぎは良くないです」色々教えてもらった動作を笠置シズ子さんの東京ブギウギの曲に合わせて動かしました。先生の動きがあまりにも若々しいので利用者さんから「先生おいくつですか」先生「ないしょ~」
最後に利用者さんの感想です。「普段動かしていない所が動かせたのでとてもよかったです」。続けて先生も「今日やったことは、おうちに帰ったら、一つでもいいから、続けてやってくださいね。今度おじゃました時に確認します」。

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