カラフルな「コマ」づくり《コスモスの里通信6》5/11 ■お知らせ

<参加者> 外部講師1名・利用者7名・ボランティア5名の合計13名

木々を渡る風も爽やかに、新緑の香りが清々しい季節になりました。みなさま、ゴールデンウイークはのんびり過ごせましたか。行楽地はコロナ前に戻ったかのように混雑していましたね。結構なことです。今日も抜けるような青空が広がった爽やかな一日でした。
今日のメニューは、市内からお越しの小野木俊恵先生の「折り紙教室」で、大変よく回り、かつ回るととてもカラフルな「独楽(コマ)」づくりを教えてもらいました。
先生曰く「今日は比較的簡単で覚えやすい「コマ」を作ってみましょう」。「今日の折り方を座布団折りといいます」。「お配りしました三枚の色紙をよく見ていただくと、縦目と横目が分かると思います。今日のポイントその1、縦目だけを折った方が折りやすいですよ」「折り目を付けたら、これでもか、これでもかというくらい力強く折ってください」「きっちりと、力を入れて折ってもらうと、後が楽になります」「慌てんでもいいですよ。合わんかったら合わんでいいです。そのかわり、折れ線だけはきちんと付けておいてください」。
そのうち利用者さんから「先生、折ってるうちに、だんだんよく似てきて、訳が分からんようになってきました」「コマじゃあなくて、手裏剣のようになりました」。先生曰く「気にせんといて、命までは取りません。この年になったら、たいがいなことには驚きません」。あちらこちらから手が上がり、手直しするのに、先生は大忙しでした。
やっとのことで、みなさん完成にこぎつけました。先生曰く「いち、にの、さんで回してみましょう。」「右手で回せても、左手は回しにくいでしょう。脳のためには、両方できるように練習してください。」「もう一度、色紙を三枚渡しますからチャレンジしてください」「慌てんでもいいから1つ1つの動作をきちんとやってください」。
利用者さんから声が「あっ!先生、忘れてしまいましたあ」。先生曰く「忘れたんではなく、まだ頭に入っていないんです」「何十回と折らんと頭には入らんですよ」。利用者さん「体で覚えるんですね」「ひっくり返してやっていたら、奴さんになってしまいました」。
最後に先生曰く「慣れれば、年中さんのお孫さんでも出来ますので、帰られたら、お孫さんに教えてあげてくださいね。」「ちょうど1時間が経ちました。みなさん、椅子から立ち上がって背伸びをして、終わりにしましょう」。ご苦労様でした。

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