小学生とボッチャをしました《コスモスの里》 ■お知らせ
コスモスの里通信 36 1/23
<参加者> 外部講師30名、利用者7名、ボランティア16名の合計53名
1月も終わりに近づき少しずつ日が長くなってきたように感じます。今日は、コスモスの里がある日なので、早起きして家の前の堤防にあるゴミステーションにたまった家庭ごみを出しに行きました。その時、庭の蠟梅の枝にあるつぼみが膨らみ始めているのに気づきました。まるで蝋細工のような新春に香り高い黄色の花を咲かせてくれるこのつぼみが開くのがとても楽しみです。膨らみ始めたばかりのつぼみを見つけ、寒さの中にも静かな春の足音を感じています。
きょうのコスモスの里は、尾崎小5年児童との3回目の福祉交流会でした。
校長先生・学年担当・学校指導員の先生方が5年生児童27人を引率して、ふれあい会館に来てくれました。
前半は、6のグループに分かれて各グループの代表がこの1年で福祉について学んだ成果を発表してくれました。
①車いす体験、➁車いすバスケ、③ボッチャなどの体験談でした。「体の不自由な方が、常日頃、いかに大変な思いでいるかが良く分かりました」「そういう人を見かけたら、積極的に声をかけ、サポートをしたい」との満点の回答でした。
後半は、みんなでボッチャ競技をすることになりました。
利用者さんが、「みんな、声が小さいので。よく聞こえんわ」「ボッチャってなにい?」児童の代表の説明によると、【ボッチャはヨーロッパ生まれで、重度の脳性まひや、四肢の障がいがある方のために考案されたスポーツ】とのことです。そのやり方は『各チームは投球者を一人決めて、1球のみを投球する。ジャックボール(的)に最も近いボールを投げたチームが勝者となる』。児童チームと利用者チームに分かれて競い合いましたが、ルールがよく分からず、なかなか上手には出来ませんでした。しかし、福祉(ふだんのくらしをしあわせに)を勉強した結果、ボッチャ競技にたどりついたあたり、さすがだなあと感心しました。
次は、机の上で折り紙をしました。
児童のみんなは難しそうでしたので、ここは得意な利用者さんが丁寧に教えていました。ここでも「年寄りは耳が遠いので、大きな声で話して~」と大きな声が飛んでいました。最後に児童の皆さんが一列に並んで、今日までのお礼とさよならの挨拶を大きな声で叫んで、帰っていきました。
利用者さんが「車に気を付けてねえ~」「道で逢ったら声をかけてね~」と児童の背中に言っていました。おかげで、利用者さんもたくさんの元気をもらったことでしょう。
