口腔ケアで歯を守って高齢期生活をいきいきと!■お知らせ
コスモスの里通信 10/10(木)
<参加者> 外部講師2名、利用者14名、ボランティア11名の合計27名
吹く風に金木犀の香りがほのかに漂う頃となりました。金木犀のその甘い芳香は秋の風物詩にもなっています。そしてまた、木々の色づきに、ますます秋の訪れを感じる時期となりました。
すがすがしい秋の青空の下、今日の「コスモスの里」は、地域包括支援センターの2回目の「健康教室」で、岐阜県歯科衛生士会から、瀬尾紀美先生に来ていただいて、「口腔衛生」について貴重な講義を受けました。
先生のお話、「口腔ケアとは人が人として生きていくための質を高めるために行うことです。むし歯、歯周病の予防だけでなく、お口の“食べる、飲み込む、話すという機能の健康維持や回復を目的としています」
きょうのお話しのまとめ「高齢期口腔ケアで歯を守っていきいき生活を!高齢期のケアポイント」
①「歯をきれいに、口をよく動かす」・歯と口を清潔に保つ(入れ歯を入れて、しっかりかめるように=入れ歯の洗い方、水で流しながら、金具の周りと入れ歯の裏側を念入りに洗う)。・加齢で衰える歯と口の機能の維持・向上(口の健康を保つ体操=かむ力・飲み込む力をつける体操、「口を閉じたまま、ほおをふくらませたりしぼめたりする」、「口を大きく開けて、舌を出したり引っ込めたりする」「舌を出して、上下左右に動かす」「口を閉じて、口の中で舌を上下左右に動かす」=だ液の分泌をよくするマッサージ、「耳下腺を刺激」「顎下腺を刺激」「舌下腺を刺激」
➁「だ液のちから」だ液をたくさん出す方法=(よくかむ)(分泌を促す食品)(マッサージ)
③「歯と口のケア」=歯と口の健康を守り、自分の歯を失わないためには、自分で行うケアだけでなく、歯科で定期的に健診を受けることが大切です!。全部で28本が完全永久歯ですが、上10本、下10本(被せてあってもOK)の、80歳で自分の歯を20本以上保つことは、健康な生活を送るためには大切な目標です。定期的に歯科健診を受け、オーラル・フレイルを予防し、健康な心身を保ちましょう。
『お口の体操一つで若返る!!』をスローガンに頑張りましょう。
▶コスモスの里通信 今年度分のバックナンバー