さわやかな気分でADL体操《コスモスの里通信6》■お知らせ

<参加者> 外部講師1名、利用者14名、ボランティア8名、の合計23名

連休が終わり、少しずつ暑さを感じる日が増えてきました。また、田を渡る風が気持ちの良い季節ともなりました。爽やかな気分での開催となった、今日の「コスモスの里」は、ADL体操の権威、小原信子さんの登場でした。まず、委員長から先生の紹介をしました。「ところで、先生、ADL体操のADLの意味は?」小原先生「A・アクティブ(動作)、DL・デイリーリビング(日常生活)の略です。日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作で、「起居動作・移乗・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のことです。」「私は、みなさまの高齢化による日常生活動作の衰退を、くい止め健康な状態を維持するために、脳トレ・筋トレを指導しています」。「今日、行うことは、椅子に座ったままでも、テレビを見ながらでもできる簡単なものです。」「それでも、毎日続ければとても効果があることに気づいてもらえると思います」「せっかくですから、一つでも覚えて帰って、家でやってください。継続は力なりですよ」。まず、①東北石巻のズーズー弁のラジオ体操から始まりました。②椅子に腰かけて、つま先上げ・かかと上げ(歩くのに大切な筋肉が強くなります)、③片足を上げて交互に床を叩く(骨密度を上げます)④立った状態でかかと落とし(歯磨きをしながらでもできます。1日に50回、分けてやってもいいです)、⑤桃太郎さんの歌を歌いながら、ももを動かします。(体を動かさずに座ったままでいると、ふくらはぎの筋肉が固まってしまってエコノミー症候群になります)先生の補足説明「二、三日後に筋肉痛(悪いものではない)が出ますが、傷んだ筋肉を補修して大きくするためのものです。」納得できます。まだまだ、たくさん、楽しみながら、指導していただきました。途中、先生から休憩しましょうか、の問いには、「いいです。続けてください」との返事でした。みなさん、乗ってきたようです。「⑥カラーボール(1個1,200円、みなさん先を争って買っていました)を使って、握力と足の腸腰筋を鍛える方法を習いました。次に先生曰く「みなさんを温泉にお連れしましょう。日本三大温泉を順に、まず、草津よいとこ一度はおいで、有馬良いとこ一度はおいで、岐阜にもありました名湯下呂温泉。あるところで、混浴に入ったことある人と聞いたところ、返事はなかったんですが、揖斐川のおじいさんが言いました。「わしゃあ、おばあさんと毎日入っとるわ」。ナイスな回答でした。最後に、今までやったADLの動作を水前寺清子さんの365歩のマーチにのせて、先生の手本を見ながら、全員で手足と口を動かしました。先生の終わりの挨拶「少しでも続けてね。やらないより、やったほうがましですよ!」

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