笑いのツボをもましてちょうよ《コスモスの里通信40》2/22 ■お知らせ

<参加者> 外部講師2名、利用者13名、ボランティア11名、の合計26名

梅のつぼみも膨らみ、日中はいくらか寒さも緩んできたようです。庭の片隅のスイセンもきれいに咲きだしました。この花は寒い時期に花をつけることから、強くたくましく成長するその姿によって、縁起の良い花と言われています。
さて、本日の「コスモスの里」は、今年度3回を重ねるご出演となります、『笑いのツボをもましてちょうよ』が代名詞の茂益亭蝶代さんの新作落語「移動動物園」とお馴染みの笑いヨガでおおいに楽しませてもらいました。
最初は、岐阜市内で活躍してみえる武藤さんのあざやかで巧妙なマジックを堪能しました。
漫談がだいぶ入っていて「岐阜の高島屋がなくなりますね。昔は3つもデパートがあったんですよ。さみしい限りです。その昔、私がエスカレーターに乗っていた時、隣にいたおばあさんが、急に私のベルトをつかんだんです。場内アナウンスで、エスカレーターにお乗りのお客様は危険ですのでベルトをおつかみください。と、この放送を勘違いしたみたいです。」「みなさん、椅子に座ったままでいいですから、脚を上げて、はいっおろして。これをダイコンおろしと言います。」話が面白くて、どんな手品だったか忘れました。
いよいよ、芸歴20年の蝶代さんの登場です。今回は、新作の「移動動物園」を聴きました。
まず、鳥の話から「家で、しゃべる鳥オウムを飼い、言葉を教えていました。右足を引っ張るとおはよう、と言い、左足を引っ張ると、こんばんは、と言います。ためしに両足を引っ張ってみたら「落ちるじゃないか、あぶないよ」と言ったとか。
本題の「移動動物園」のあらすじは、動物園の人気者のトラが死んだので、トラのぬいぐるみを着て檻に入ってうろうろするだけの、募集に応じた怠け者がいました。トラのぬいぐるみを着て檻の中で、子どもがくれたパンをむしゃむしゃ食べていたら、場内放送がかかりました。本日のメインイベント、百獣の王ライオンと猛獣のトラの決闘です。ライオンの檻が開きトラのいる檻にライオンが入ってきて、トラに飛びかかってきました。ぬいぐるみを着たトラは、もう、ダメだ~死ぬ~と目をつぶったら、耳元でライオンが私は、園長の長谷川やと言ったとさ。
後半は、笑いヨガで笑いの大切さを学びました。「笑い癖ができると、小さなことが気にならなくなります」。最後がい~となる言葉を言いましょう。「かわいいー」「すてきー」「おいしいー」・・・・口角が上がるのがいいんです。気持ちも上がります。昨日行った所では、「貧しーい」「苦しーい」と言った人がいたけれど、これはね~?「シャンデリア・シャンデリアと10回言ってください」「毒リンゴを食べたのは」「シンデレラ」じゃなくて、白雪姫でした。
終わりごろに利用者さんが一言、「からだが熱くなって来たよ~」。結構、結構。

次週2/29は、第5週なのでコスモスの里はお休みです。

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