2024年コスモスの里スタート! 1/11 《コスモスの里通信34》 ■お知らせ
<参加者> 外部講師0名、利用者12名、ボランティア13名、の合計25名
おとそ気分もようやく抜け、日常の雑事に追われる日々が始まりました。今年の日本列島は、大惨事での幕開け(合掌)となってしまいましたが、みなさまのお正月は、健やかにお過ごしできたでしょうか。第10回のサラリーマン川柳に「来て嬉し、帰ってうれし孫の顔」とありましたが、我が家もまさにその通りでした。嫁いだ二人の娘が三人のかわいい孫娘をつれて、入れ代わり立ち代わり泊まりに来たので、孫の世話が大変で、とても疲れました。妻は、抱っこのし過ぎで、腰を痛めてしまい、慌ててサポーターを購入し、腰をガードしながら頑張っていました。
今年最初の「コスモスの里」は、2班のボランティアさん恒例の「新春お茶会」でスタートしました。とても美味しいお抹茶とお饅頭をいただきながら、在宅保健師の加納ボランティアさんの指導で、「回想療法」を取り入れた、おしゃべり会を行いました。*「健康長寿ネット」から、「回想法」。回想法とは、昔の懐かしい写真や音楽、昔使っていた馴染み深い家庭用品などを見たり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う、一種の心理療法です。アメリカの医師、ロバート・バトラー氏が提唱し、認知症の方へのアプローチとして注目されています。
加納保健師曰く「昔のことをおしゃべりすることで、認知症の予防にもなります」。6人ずつ、4つのグループに分かれて、(1)生まれたところは?(2)兄弟は何人だったか?(3)親は何をしていたか?(4)どんな家だったか?(5)幼稚園・学校はどんなところでしたか?等について、おしゃべりをしてください」。「他のところで、これをやった時は、戦争の話が中心になりました」。各シマを回って話を聞いていましたが、利用者さんの昔の思い出は、特に、昔を懐かしんで話をされている時は、自然と穏やかな表情になっていました。昔の思い出に親しむことは、ごく自然なことであり、回想法は今の自分を認め、人生を豊かにするための手段のひとつになると思いました。後半は、高木班長のリードで、ビンゴゲームを楽しみました。高木班長が手作りしてくれた、3つのすばらしい景品の獲得を目指して、令和6年の運勢を占ってみました。今年も、きっと良い年になることでしょう。期待を込めて。